いつも、セシル買い出し部門運搬部をいってに引き受けている、我がヴェスパ。
先日も、いつものように買い出しに気分よく出かけていた時の事、信号が赤に変わり、停車しようと、後ろブレーキのペダルを踏んだ際、いつもならある程度の抵抗を感じて止まるのだが、この時なんの抵抗もないまま、ブレーキが全く効かない! かなりの冷や汗や脂汗をかきながら、なんとか前ブレーキと、エンジンブレーキを駆使してヒヤヒヤ…
「誰も突っ込んでくるなよ、自慢じゃないけど、急に止まれないからな!」と、心の中で念じつつその日の買い出しを無事に終わらす…。
ヴェスパがないと、重い荷物の買い出しに行けない不便さは大変なものではある。がしかし、それ以上に、僕にとってヴェスパは意味のある物である。
ガンマンにとっての拳銃、武士にとっての刀。
それが無いって事は、
まさに、言うところの丸腰、脇がガラ空きである笑
そんな不安な丸腰感を一刻も早く払拭すべく、
先の日曜日、愛すべき若手ルードボーイ、マーシーに手伝って貰い、レンタカーの1.5tトラックに、2人で ヴェスパを手積みし、 いつも整備をお願いしている、神戸の店まで、えっちらおっちら、持って行く。
幸い、ブレーキワイヤーだけの交換で済んだ為、その日の内に、修理完了!
人からみると、そんな手間な事を、よくするねと思うかもしれないが、新鮮なトラックの運転や、道中SAで食べる蕎麦等々、結構楽しいものである。必要以上に立ち寄るコンビニもいい感じだし。
僕が乗り出して、もう21年目になるこいつ、あちこちボロくなっては、きているが、これを機会に、またぼちぼち、パーツを新品に変えていき、少しづつではあるが、生まれ変わらせてあげようと、心に決めた次第です。 ザ・バーズも言うております、「ヤンガー・ザン・イエスタデイ」
昨日より若く…。