ご予約、お問合せ  公演名、お名前(フリガナ)、チケット枚数、ご連絡先を明記の上    ✉️ cecilkakogawa@gmail.com セシル  ☎︎ 079(456)6383 (日曜定休)

2016/08/06

ウルフとの思い出。

暑くて溶けそうな日々、皆様いかがお過ごしでしょうか?

たいして仕事もしていない僕ですが、常にバテ気味な僕、気力を振り絞りブログを書こうと思います笑

40年以上生きていると、小さい頃から憧れていた人達が亡くなっていくのは仕方のない事、順番とは言え、ここ数年、僕の年齢と共に、その頻度が増していく…

ジョーから始り、ルー、デビットしかり…

そんな中でも、今回はかなり堪えた…
柄にもなく、ツイッターで哀悼の意を表明してしまった。

千代の富士、僕が大相撲を観るきっかけとなった偉大な横綱。

知っている方は知っているが、好きな人とは出会えるという強運だけを持っている僕、ウルフとも実はそうなのでした…

その昔、働いていたホテルから、ケータリングの仕事があるから、行ってくれという事。

聞くと、横の街高砂市で開催される、大相撲地方巡業での、力士及び関係者、スタッフへのケータリング!

行かない理由等なく、 当日、会場入りするも、仕事しながら落ち着かない!

当たり前、いつもTVで観ている力士、親方衆 出会う出会う!
当たり前ですが、興奮しっ放し!

同僚に「あれが〇〇やで!」と言ってみても、みんなそんなに食いつかない。

そんな中、僕は肝心要のごはんと、味噌汁をサービスする係に。

土俵で熱戦が繰り広げられている頃は、親方衆は暇なのか、皆さんこぞっての食事タイム。

と、間もなくウルフも登場!
大興奮を隠し気味に、 ごはんをよそう。

この時、すっかり忘れていた… 自分が左利きって事。
普段、サービスの際は 右手を使うのだが、あまりの興奮に飛んでしまっていた…

現役時代の鋭い立ち会いのように、ウルフ、間髪入れず 「ダメだよ!左でごはんついじゃあ〜」
そしてもう一発!
「俺の事、デブだから 飯、沢山食うと思ってるだろ? そんな食べたいんだからな〜」と…

あかん完全にウルフの間合いや!と、思った矢先!
もう一発!
「味噌汁は、一杯入れてくれよな〜」と、満面の笑み…
一瞬にして持って行かれてしまった…
さすが、大横綱!


報道でもあるように、実に茶目っ気のある、気さくな人柄だ…

益々好きになってしまったのでした。

その後も、ウルフのおかげで毎回、大相撲を楽しませて頂いております!
ありがとうウルフ!
そして、心よりご冥福をお祈り致します。